CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

予想以上に根深いのか?『国家安全維持法』の締め付け

香港市民と中国の関係が決定的に転換した出来事と言うのは(このBlogでも何度も取り上げることになった)あの『国家安全維持法』の制定からであることに異論を唱える方はいないでしょう。この法律が与えた影響と言うのはそれまでの香港と中国の立ち位置を根底からひっくり返すほどのものであり、まさに西側諸国と大中華思想のぶつかり合いであったと形容出来ます。

当時、丁度時を同じくして発生した新型コロナウィルス感染症により(それまで発生していたデモと鎮圧行為)、このイデオロギーのぶつかり合いは以後、基本的には水面下に“潜り込む“形となりましたが、それが現在、今年の3月に発生したある事件で切っ掛けとなり再び脚光を浴びる形になっています。それは、日本に留学していた香港人女子学生が、自分の身分証更新の為に一時帰国した際、香港警察によって逮捕されてしまったと言うものです。

今回はこの事件の要因となった『国家安全維持法』についてその解釈を見返すとともに、その定義が我々に与える影響と言うものについて考察をして行くことにします。

詳しくはCCM香港HP
中国が香港統治に導入した『国家安全維持法』の影響についての再考

 - 中国, 現地事情, 香港, 香港法人 , , , , , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
駐在員一人当たりの総コスト(香港と中国の場合)

ひと口に「海外駐在」と言ってもコスト負担の視点で考えて見ると、会社側は相当の額を …

banner_meeting
2020年2月の法人設立個別相談会のお知らせ

みなさま、こんにちは。CCM香港スタッフです。 CCM香港では定期的に香港法人設 …

no image
基礎から学ぶ、「香港」と言うテリトリー

「逃亡犯条例」の改定の一件で、余り宜しくないイメージが付いてしまっている感のある …

HK.AQHIjpg
香港の空気質指数をみてみよう

香港は空が霞んでいる日も多く、スカッ!と晴れて青空や夜景がきれいに見える日は少な …

no image
進出金融機関数から見る香港の横顔

国際金融センターと呼ばれて久しいこの香港ですが、ここに進出を果たしている金融機関 …

no image
ようやく回復の兆し?香港「国際都市」復活の為の条件

2024年も第一四半期を終え、4月から新しいクオーターに入ることになりました。こ …

no image
香港法人を休眠会社化する為に必要な事

海外進出の為に香港に会社を設立したのは良いですが、その後、思い描いていたような事 …

no image
中国駐在前に押さえて置くこと(中国での所得申告と納税は毎月?)

日本や香港では給与所得に関する申告と納税は年1度というのが当たり前ですが、中国に …

no image
イギリスから見た香港と言うテリトリーとの関係とは?

香港が現在の位置に居ることが出来る根本的な要因と言うのはイギリスの存在を抜きには …

no image
香港の教育システムの構造とは?

香港現地での教育と言うのは一時期の日本以上にプレッシャーが高いところであると言え …