CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

異常値更新?世界一住宅価格が高いところ(=香港)の内情

香港を知る人にとってはむしろ当たり前過ぎて真新しいと評されるような題材ではありませんが、「住宅価格の高さ」と言う軸で世界中の主要都市を比較すると、必ずTOP3に入ってしまうのがこの地域です。ある意味では“高額=ステイタスがある”と言う見方も出来なくは無いですが、大半の庶民にとってはむしろこうした現状と言うのは経済的な圧迫を一層煽るような側面だけにしかならず、何の見返りすら見出せないと言うのが本音・実感なのではないでしょうか。

先般、世界最大規模の不動産サービス会社(及び投資会社)のひとつであるアメリカのCBREが、世界35の主要都市における個人住宅市場について発表した調査レポートによると、案の定、大方の予想通り香港の平均住宅価格が依然として世界一高いのだと言うことが分かりました。投資に対する多少に比して“リターン”が豪華絢爛そのものであるならばそれはそれで正当化するに足る理由となるのかも知れませんが、香港の住宅事情と何百万ドル投資しても得られる物件と言うのは場所(例:ミッドレベル)によっては“四畳一間”言うのはまさに“世界最悪”のレベル。

本稿では上記レポートが映し出す香港の“酷状”をご紹介します。

詳しくはCCM香港HP
高過ぎる住宅価格、国際金融センター香港の“ボトルネック”

 - お役立ち情報, 生活, 香港 , ,

  関連記事

no image
“非香港会社”としての香港進出とは?

香港進出には何も「個人会社」形式や「パートナーシップ」形式、或いは「現地法人」形 …

no image
香港とシンガポール、似て非なる兄弟?それとも双子?

仮に、アジアに於けるオフショア市場をリードする国(地域)を“挙げて見なさい”と言 …

香港金融管理局
香港金融管理局 米金利に合わせ政策金利を25bp引き上げ0.75%に

米連邦準備理事会(FRB)の約10年ぶりの利上げを決定受けて、香港金融管理局(H …

no image
【2カ国で課税?日本と香港の双方の居住者となる場合】

香港では、1(課税)年度に180日以上、又は連続する2(課税)年度において300 …

no image
今、改めて香港のデモと中国の対立を考える

今年は“コロナに明けコロナに暮れる“と形容しても良い程、まさに未曾有の一年となり …

no image
遂に開港!2023年の香港ー日本の行き来上に必要な各種手続きについて

前回のBlogでも触れたように香港の観光業の復興はゼロコロナ政策下では不可能と言 …

no image
中国現地法人駐在者への給与送金について

日本本社として中国で現地法人子会社などを構えた際、先ず念頭に置かなくてはならない …

no image
香港の教育システムの構造とは?

香港現地での教育と言うのは一時期の日本以上にプレッシャーが高いところであると言え …

no image
2015年香港経済から見る2016年の動き

どこの国でも同じ事ですが、毎年1度、その国の経済活動を表す指標なり数値が統計とし …

no image
国際税務における源泉徴収制度について

源泉徴収制度とは、従業員の給与や株主への配当の支払いを行う際、支払者が支払金額の …