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香港に取って代わる日が訪れるか?中国・深センの野望-2

前回では共産党と国務院が発行した通達、いわゆる深センの発展をベースに置いた「深センにおける中国の特色ある社会主義先行モデル区建設の支持に関する意見」と名付けられた文章の概略に触れさせて頂きました。

その中で8つの取組項目を推進して行くことにより、深センが将来的に香港と遜色無いレベルの国際自由都市への発展の可能性を見た訳ですが、仮に同等のポジションを確固たるものにするにはインフラ面だけでなく、社会制度面での後押しをどのように推し進めるのかがネックとして挙げられることになっています。

既にGDPと言う経済指標の上では香港を凌駕する存在まで成長した深センではありますが、長年香港が積み上げて来た伝統を鑑みた場合、単純な数値比較だけでは乗り越えられないものが横たわっているのもまた事実です。

2回目となる今回は、香港の発展の理由と言う部分を紐解くことによって深センが今後向き合わなくてはならない課題をご案内して行きます。

詳しくはCCM香港HP
香港を”水際”にまで追い込むか?深センの「先行モデル区」と言う政策-2

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