新行政長官任命とマニフェストから見る香港
2022年7月1日、香港では5年ぶりの体制変更が行われました。今まで当地での政治的リーダーシップを発揮していた林鄭月娥(Carrie Lam)行政長官が満期退任する事となり、代わりに新しく李家超(John Lee)氏がそのポストに就任する事になるからです。
中国の習近平国家主席を筆頭として中国共産党はこの新政権に対して大きな期待を寄せていますが、李氏が掲げているマニフェストの内容はと言うと、むしろ今までにも言われて来た内容の”焼き回し”感が否めない事もあり、早くも北京の”レームダック”や”操り人形”のイメージが当地には浸透しつつあります。
実際の話、既に構造的にはそのような状態になって久しい香港ですが、本稿ではこの新行政長官の具体的な公約のポイントを説明することで実務的な視点で香港の進む方向を考察します。
詳しくはCCM香港HP
【李家超の政権公約は一体香港に何を齎(もたら)すのか?】
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