今更ながら・・・中国における税務リスクについて
『世界の工場』と言われて久しい中国ですが、最近では日本からの投資も落ち着き、ビジネスライフサイクルにおいては“一巡”したと言っても良いでしょう。従って今回取り上げる“中国税務”については目新しいテーマではない可能性がありますが、税務と言うのは年々、変更しているのも事実であり、定期的なキャッチアップと言うのは欠かせない要素です。
しかしながら、周囲の醸し出す“今更感”が漂うこともあってか、これから進出を企てる企業にとっては簡単なことを聞き難い雰囲気というものあるのは否めず、結果、大切なポイントを見過ごすこととなって大きな損失や進出そのものが失敗に終わってしまうような可能性も無くは有りません。
特に立上げ間もない企業にとっては親会社からの支援と言うのは絶対的に必要な要素でもある為、本稿で取り上げるテーマと言うのは日本からの支援=技術指導者に纏わる指導料についての税務上のポイントを解説致します。
詳しくはCCM香港HP
【中国における「技術指導料」
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
日本と異なる(?)香港の会計と監査
香港の会計制度や監査については今までも何度か取り上げて来ました。一番分かり易い相 …
-
-
仮想通貨(暗号通貨)に関する所得の計算方法等についてー6
> 仮想通貨(暗号通貨)に関する所得の計算方法等についてー1 > 仮想通貨(暗号 …
-
-
国外財産調書制度に続き、財産債務調書も義務付け
【次から次へと続く、国からの“調書”】 税制改正の度に続々と税務当局から出される …
-
-
米国大統領選 トランプ大統領の公約した税制
11月8日、世界中が固唾を呑む中、民主党候補であるヒラリー・クリントン氏と共和党 …
-
-
香港 – 2014年度 IPO資金調達額で世界第2位に
Big4の一角であるアーンスト&ヤング会計事務所の報告によれば、2014年、香港 …
-
-
駐在中の日本の健康保険の使用について
日本から海外に赴任となる場合、海外での生活をサポートする側面として保険手配は必須 …
-
-
香港であるお祭り&催事についてご紹介
香港でも日本同様、一年を基準に考えるとその季節ごとに様々なお祭りや催事があり市民 …
-
-
「パートナーシップ」という進出形態について(香港進出)
前回は香港に於いて個人での事業進出を行う場合のメリットやデメリットにフォーカスを …
-
-
香港での納税義務のタイミング
どの国においても税金の“未払い”と言う事由に対してはそれなりの代償(罰金&法的な …
-
-
国際税務の手法(海外資金還流について)
子会社と本社の間には常に「配当」と「利息」の議論が存在します。特に海外子会社とな …