CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

中国の個人所得税改正が与える駐在者へのインパクト

海外課税を巡る話になると決まって出て来るような単語(或いは話題)と言うのは居住・非居住の判定基準ですが、これを論じ始めると次に出て来るフレーズと言うのは“年間半年の日数以上その国に滞在したのか(或いはする予定なのか)?”と言うことです。

所謂、これは別名として“183日ルール(=年の半分に相当)”と言われているものなのですが、去る8月31日に中国全国人民代表代表大会常務委員会(以下、“全人代“と表記)を通過した所得税改正案では、今後中国に駐在されている方々にとって、より一層厳しい“足枷“となって行くことは確実です。

今回は、この全人代で何が協議され、そしてその中で決まった個人所得税に関わる改正事項をご紹介します。

詳しくはCCM香港HP
駐在員も真っ青???中国が来年から実施導入する個人所得税のルール改正とは?

 - お役立ち情報, 中国, 国際税務, 現地事情, 納税 , , ,

  関連記事

no image
【香港 – 監査報告書内の必須項目:『ビジネスレビュー』とは?】

香港で会社設立をされる会社様は会計監査を行う事が義務付けられています。これは香港 …

no image
ようやく緩和措置の導入?香港のコロナ対策について

世界のコロナ情勢を見ると、一時期の混乱期を経過して徐々に各々の解決策が実を結びつ …

中国
深セン・東莞日系ビジネス事情-2015年10月

【深セン・東莞日系ビジネス事情-中国からどうリスクを回避し撤退するか?】 既にご …

no image
シンガポールが狙う、香港のアセット(資産)とは?

2022年が幕を明けました。昨年末に行われた香港立法会の選挙結果と言うのは、香港 …

no image
香港法人も巻き込まれる?中国における“商業賄賂”問題

一般的な見方として中国と言う国を捉えた時に『商業賄賂』と言う言葉を並べると違和感 …

no image
香港における過去50年の日本人社会の成り立ち

香港はアメリカのNYのように様々な国々から多くの人達が毎日のように訪れています。 …

no image
海外子会社での「外国税額控除」vs「損金算入」について考える【コーヒーブレイク】

この一年の香港のトピックを検索すると、それは「逃亡犯条例」であったり、「抗議デモ …

no image
【コーヒーブレイク】海外勤務者の税務上に関する留意点について

コロナ禍が恒久化しつつある現在、日本の企業の海外進出や出先とのやり取りと言うのは …

no image
バイデン新政権誕生から発生する香港、台湾、日本の「憂鬱」

この2ヶ月強の間、世界はまさにアメリカ大統領選挙の行方に一喜一憂することになりま …

no image
香港における破産について

破産には二つの方法があります。 1)債権者が裁判所に破産申立を行い、未決済の債務 …