CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

香港の競争力は世界第何位?

毎年の5月前後になるとスイスのローザンヌにある国際経営開発研究所(IMD=International Institute for Management Development)が発表するひとつの指標がある。

その名は『世界競争力年鑑(World Competitiveness Yearbook)』と言うもの。

これはそれぞれの国の競争力を、
①経済状況
②政府効率性
③ビジネスの効率性
④インフラ整備状況
と言う4つの視点から比較を行い評価を与えるものである。

このランクの意味する所と言うのは、企業がその国(或いは市場)に進出をした場合、”如何にその力を発揮し易い市場環境であるのか?”と言うことであり、これがIMDが言う『競争力』の定義に繫がっている。

香港は2014年度、世界第4位となった。因みに世界最高位は圧倒的にアメリカ。

反面、我が国日本は残念ながら21位と言う結果となり、中国(23位)や韓国(26位)は辛うじて上回るも、台湾(13位)には大きく遅れを取る形となっている。

 - 生活, 香港

  関連記事

no image
香港の『年金』= (強制積立金)とは?

弊社で毎月提供しているオンラインセミナーなどでも毎回のように触れるものの中には香 …

no image
質問形式で明らかにする香港の魅力とは?

香港に住むメリットを一つだけ挙げろと言われたら、一体何を思い浮かべることでしょう …

no image
香港における新型コロナウィルス感染症対策最新アップデート

去る12月3日、李家超(John Lee)行政長官は新型コロナ感染症対策の制度を …

no image
色々と課題点が多い?『一帯一路』と『CEPA』の現状(2)

やはり現在の状況を多くの面から鑑みると、香港が“大変革“を迎えた年というのは英国 …

no image
新分野を今後の産業の『核』とする香港、果たしてこれは成功となるか?

香港の産業の強さは日本や中国などと違って一般の方々にとっては少し歪(いびつ)に見 …

no image
香港“格下げ”から見えて来る、香港と中国の葛藤

9月6日、欧米の著名な大手各付け会社であるフィッチ・レーティングスが香港の格付け …

no image
メインボードで超大型IPO、アリババがとうとう結実!

最近の香港を巡るニュースと言うのはその殆どが香港デモに関するものであり、このデモ …

no image
予想以上に根深いのか?『国家安全維持法』の締め付け

香港市民と中国の関係が決定的に転換した出来事と言うのは(このBlogでも何度も取 …

no image
“超法規的権限”を手にしてしまった行政長官

10月初旬、香港政府は2つの重要な法律を可決しました。1つは立法手続きを省略する …

no image
油断大敵(?)、コロナ禍再拡大となった香港

これまで香港のコロナ禍対策と言うのは台湾と並んでアジアでも非常に優秀なものとして …